新潟県経営者協会主催 工場見学会オンラインセミナーを実施
DX 2026年2月20日
Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
代表取締役社長 山本 耕治
Jマテ.カッパープロダクツ株式会社(以下、Jマテ)は2026年1月22日、一般社団法人新潟県経営者協会主催の実務者向け工場見学会を実施しました 。当初はクビキ工場での現地視察を予定していましたが、記録的な大雪により参加者の安全を最優先し、急遽オンラインセミナー形式へと切り替えて開催いたしました。
当日は、製造業を中心とした県内の実務担当者が30名以上の参加を頂きました。オンラインの特性を活かし、現場のウェルビーイング向上に寄与する「製造タスクシフト」の考え方や、生成AIによる「勘・コツ」の可視化事例を公開しました。意見交換会では、実務者が直面する課題に対する具体的な解決策を深く議論しました。
開催背景
2025年11月に経営者を対象として実施した工場見学会が大変好評だったことを受け、「実務者目線での具体的な取組を学びたい」という多くの要望をいただき、今回の開催が実現しました 。
【主催者コメント】(新潟県経営者協会 事務局 前田様)
デジタル技術の進展により産業構造が急速に変化する中、現場の実務者はいかにDXを取り込むかという共通の悩みを抱えています。経営理念を成し遂げる手段として、トップダウンとボトムアップの両輪で変革を進めるJマテ様の具体的取組は、参加企業の推進における大きなヒントとなります 。
当日のプログラム(抜粋)
- 冒頭挨拶・DXの背景とカイゼン
- セミナー:「製造タスクシフト」によるウェルビーイングの実現
- 事例紹介:生成AIを活用した技術継承と教育変革
- 意見交換会・質疑応答
セミナー・質疑応答からのコメントについて「実務者ならではの視点」で寄せられた、コメントをカテゴリー別に紹介します。
A ■「製造タスクシフト」仕組みの事例について
良かった意見- 業務の停滞を「個人の能力」ではなく「仕組みの悪さ」と捉える考え方に救われた。DXは個人を助ける支援と位置づけることで、現場の自己肯定感が上がるイメージが持てた。
- 「製造タスクシフト」という言葉が新鮮だった。ルーティン業務をデジタルへ移管し、本来の改善活動に集中できる環境作りは、まさに現場が求めていたものだと感じた。
- 失敗を許容する「打率4割」のスモールスタートの考え方が、DXアレルギーのある部署へのアプローチに有効だと気づけた。
B ■ 生成AIの活用事例について
良かった意見- マニュアル化しにくい「勘とコツ」を動画とAIで言語化する手法は、自社の技術継承にも即応用したい。ベテランの知恵を否定せず、財産として再構築する姿勢に感銘を受けた。
- AIの回答案に人間が現場の事実を肉付けする「役割分担」が非常に明確だった。AIに丸投げせず、最後は人が判断して対話に時間を使うという哲学に納得した。
C ■ 質疑応答・意見交換会について
良かった意見- 失敗事例を赤裸々に語り、一旦撤退する勇気を持つことの大切さを教わった。成功体験だけでなく、泥臭い実態を惜しみなく共有してもらえたことが最大の収穫だった。
- 異業種の実務者同士で悩みを共有でき、視野が広がった。「RPA化してほしい」と現場から言われるまでの1〜2年の積み重ねの重要性を再認識した。
オンラインセミナー実施後のアンケート(抜粋)
セミナー終了後、参加いただいた実務担当者の皆様から寄せられた、フィードバックをカテゴリー別に紹介します。
A ■ 推進体制と「現場への入り込み」について
良かった意見- リアルな取り組み事例だけでなく、その根底にある考え方を伺うことができ大変参考になった。特に「トップダウンとボトムアップの両輪」で進めている点が、DX推進の秘訣であると強く感じた 。
- 改善活動を現場任せにするのではなく、推進チームの皆様が現場に入り込んで後押ししている姿勢こそが、着実な成果に繋がっている要因だと確信した 。
- 課題ごとにROI(投資収益率)を算出し、目的別に会議を使い分けて効果的なアプローチを行う手法は、自社の活動に欠けていた視点であり、今後の教育に活かしたい 。
B ■ セミナー内容と「スモールスタート」について
良かった意見- 「スモールスタートでまずやってみる」という重要性を、具体的な事例を通じてより強く実感することができた。
- 成功事例だけでなく、多くの失敗についても赤裸々に語られたことで、かえって自社での進め方の参考になった。
- 情報量が非常に多く、オンライン開催ということもあり、資料を手元に置いてじっくり復習したいと感じた。また、どのような「失敗」があったのか、さらに詳細なケーススタディも気になった。
C ■ DXの定義とアプローチ方法について
良かった意見- 「デジタル化そのものが目的ではなく、経営理念を達成するための手段である」という定義を再確認できた。新任や歴の浅い担当者への説明やアプローチ方法として、非常に大きな学びとなった 。
- 同席した現場担当者からも「DXへの取り組みの認識が大きく変わった」との声が出ている。
D ■ 意見交換会と地域・担当者間の連携について
良かった意見- 業種や立場を超えた多様な視点に触れることができ、刺激になった。製品は違えど、製造業として同じような悩みを抱えていることを共有できたことは大きい 。
- 実務担当者同士の「横のつながり」ができることで、お互いに刺激し合えるコミュニティになることを期待している 。
代表取締役社長 山本耕治のコメント
今回は『実務者向け見学会』として、当社の現場を直接ご覧いただくことを何より楽しみにしておりましたが、大雪によりそれが叶わなかったことは非常に残念でなりません。
実務者の皆様は、現場をどう動かすかという葛藤だけでなく、上司や組織をいかに納得させるかといった、あらゆる制約の中で結果を出さなければならない難しい立場にあります。
私たちが今回のセミナーで、成功だけでなく『失敗』や『苦労』を赤裸々に共有したのは、その推進の難しさを誰よりも理解しているからです。
業界は違えど、悩みは共通しています。自社にはない視点に触れ、垣根を越えて互いの知恵を共有し合うことで、点としての個々の取り組みが線となり、やがて地域全体を包み込む大きな変革(X)という『面』へと成長していくことを確信しております。
デジタルを介した地域共生の新たなモデルを、皆様と共に切り拓いていけることを願っております。
- ※DXの工場見学について現在、個社でのDXの工場見学は行っておりません。(個別要望があれば別途ご相談ください)
- 業界団体、行政、銀行経由での工場見学のみ不定期開催となっております。
参考ページ
https://www.jcp.joemate.co.jp/sustainability/dx/DX_examples/
【会社概要】
■Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
・設立:2005年4月1日
・本社所在地:新潟県上越市大潟区土底浜2024-1
・代表者名:代表取締役社長 山本 耕治
・URL:https://www.jcp.joemate.co.jp/
・事業内容:銅合金連続鋳造品・遠心鋳造品・押出品の製造加工販売、銅合金地金の製造販売、上水道配管部品、産業機械部品
【本件に関するお問い合わせ先】
Jマテ.カッパープロダクツ株式会社 広報担当
TEL:025-534-5151
E-mail:jcpnrcontact@joemate.co.jp