よくある質問
お見積もりについて
Q:お見積もりはどのくらいで作成可能でしょうか?
A:お見積もりは当日午前中までの依頼で翌営業日までを目安に返信致します
---
Q. 連鋳品の在庫状況は、確認できますか?
A. 在庫状況有無はお問い合わせいただければ回答させていただきます。
---
Q. テストピースは依頼すればもらえますか?
A. 事前にご連絡いただければ対応いたします。ただし費用はご負担いただきます。
---
Q. 注文数(ロット数)に制限はありますか?
A. 基本的にはございませんが、大量のご注文の場合は生産能力により分割・調整をさせていただく場合がございます。
---
Q. 板材はどのようなサイズまで鋳造できますか? Q. 板材はどのようなサイズまで鋳造できますか?
A. 基本的に対角254㎜ まで鋳造が可能です。ご希望サイズ、材質ありましたら鋳造可否含めて確認いたしますのでお見積り依頼をお送りください。
---
---
Q. 連鋳品の在庫状況は、確認できますか?
A. 在庫状況有無はお問い合わせいただければ回答させていただきます。
---
Q. テストピースは依頼すればもらえますか?
A. 事前にご連絡いただければ対応いたします。ただし費用はご負担いただきます。
---
Q. 注文数(ロット数)に制限はありますか?
A. 基本的にはございませんが、大量のご注文の場合は生産能力により分割・調整をさせていただく場合がございます。
---
Q. 板材はどのようなサイズまで鋳造できますか? Q. 板材はどのようなサイズまで鋳造できますか?
A. 基本的に対角254㎜ まで鋳造が可能です。ご希望サイズ、材質ありましたら鋳造可否含めて確認いたしますのでお見積り依頼をお送りください。
---
サービスについて
Q. ミルシートはどのように発行してもらえますか?
A. 紙での発行、電子発行どちらも対応いたします。注文時にミルシートご希望の旨をご依頼ください。製品と一緒に出荷時に添付することも可能ですが、お客様のご都合が良い時に出力ができるお客様サイトでの発行をおすすめいたします。詳細ご希望の場合は営業担当にご照会ください。
---
Q:Jマテ.お客様サイトではどんなサービスがありますか?
A:現在、注文を頂いた際に、出荷されたミルシートのデータをファイル取得することが可能です。
---
---
Q. 連鋳の在庫型番が在庫切れの場合のL/Tを教えてください。
A. 鋳造予定や材質等にもよりますので都度ご照会ください。
---
Q. 運賃は納入場所によって変わりますか?
A. 運賃単価の違いは距離ではなく、重量次第となります。リードタイムは納入場所によって変わりますのでご照会下さい。
---
Q. インターネットから注文はできますか?
A. 弊社HPにあるECサイトよりご注文可能です。TOPページ上部にございます直販ECサイト「Bronz1ショップ!」から専用ページにお進みください
---
Q. 切断できる最大径を教えてください。
A. 連鋳品のカタログの最大径まで切断可能です。材質にもよりますのでご照会ください。
---
Q. 長さ何Lから切断してもらえますか?
A. サイズにもよりますが、基本的にはL=20mmからになります。
---
Q. 切断賃と送料はどのくらいかかりますか。
A. 重量やご希望の切断長さによって価格が変わりますのでご希望に沿ってお見積りいたします。お見積り依頼をお送りください。
---
Q. 一本買い切りとする材質・形状は何になりますか?なぜ、1本単位の販売とするのですか?
A.主に自動機用素材、一部のCAC902C材で切断販売不可(切断しても残材引き取り依頼)のものがあります。
理由はそもそも自動機用素材としての規格品は切断を想定していないため、定尺での購入をお願いしております。
---
Q. 切断賃のかからない定尺サイズを材質ごとに教えてください。
A. CAC406C材では300 1000 3070 3070 半切 3070 1/3カット 3070 1カットが切断賃なしとなっております。材質等によって違いがありますのでお見積り依頼をお願いします。
---
Q. 一度、工場を見てみたい。
A.随時工場見学を承っております。日程やご希望工場などご要望にあわせて調整いたしますので営業担当にご依頼ください。
---
---
Q:応力除去焼鈍は可能でしょうか?
A:熱処理装置を有しておりますので対応可能です。
---
Q. 連鋳の在庫型番が在庫切れの場合のL/Tを教えてください。
A. 鋳造予定や材質等にもよりますので都度ご照会ください。
---
Q. 運賃は納入場所によって変わりますか?
A. 運賃単価の違いは距離ではなく、重量次第となります。リードタイムは納入場所によって変わりますのでご照会下さい。
---
Q. インターネットから注文はできますか?
A. 弊社HPにあるECサイトよりご注文可能です。TOPページ上部にございます直販ECサイト「Bronz1ショップ!」から専用ページにお進みください
---
Q. 切断できる最大径を教えてください。
A. 連鋳品のカタログの最大径まで切断可能です。材質にもよりますのでご照会ください。
---
Q. 長さ何Lから切断してもらえますか?
A. サイズにもよりますが、基本的にはL=20mmからになります。
---
Q. 切断賃と送料はどのくらいかかりますか。
A. 重量やご希望の切断長さによって価格が変わりますのでご希望に沿ってお見積りいたします。お見積り依頼をお送りください。
---
Q. 一本買い切りとする材質・形状は何になりますか?なぜ、1本単位の販売とするのですか?
A.主に自動機用素材、一部のCAC902C材で切断販売不可(切断しても残材引き取り依頼)のものがあります。
理由はそもそも自動機用素材としての規格品は切断を想定していないため、定尺での購入をお願いしております。
---
Q. 切断賃のかからない定尺サイズを材質ごとに教えてください。
A. CAC406C材では300 1000 3070 3070 半切 3070 1/3カット 3070 1カットが切断賃なしとなっております。材質等によって違いがありますのでお見積り依頼をお願いします。
---
Q. 一度、工場を見てみたい。
A.随時工場見学を承っております。日程やご希望工場などご要望にあわせて調整いたしますので営業担当にご依頼ください。
---
商品について
Q. 御社の銅合金はどのような分野や用途に使用されていますか?
A. 銅合金は水道部品や船舶部品、産業機械の重要な部品として使用されています。抗菌性と耐食性があるため、特に海洋・水処理関連、衛生設備、エネルギー機器等幅広い分野で使用されています。
---
Q. カタログに載っていないサイズも作れますか?その際最小発注単位はありますか?
A. 黒鉛ダイスが製造可能で、当社の基準(形状・肉厚比)をクリアしていれば製造できます。最小発注単位は特に決まりはありませんが、コストとの比較となります。遠心鋳造品 金型があって基準肉厚、基準内径の範囲で有れば製造は可能です。押出品 在庫を保有している材質であれば1ビレットから製造は可能です。
---
Q. 砂型鋳造は行っていますか?
A. 申し訳ありませんが、弊社では砂型鋳造は行っておりません。 協力会社を通じて購入、加工は可能ですのでお問い合わせください。
---
Q:インゴットとは?
A:インゴット(Ingot)とは、「地金(じがね)」とも呼ばれる金属の塊のことです。
---
Q:応力除去焼鈍とは?
A:応力除去焼鈍(おうりょくじょきょしょうとん)はストレスリリーフ(Stress Relief)とも呼ばれ、金属加工の過程で材料内部に蓄積された「内部応力」を取り除くために行われる熱処理のことです。
A. 銅合金は水道部品や船舶部品、産業機械の重要な部品として使用されています。抗菌性と耐食性があるため、特に海洋・水処理関連、衛生設備、エネルギー機器等幅広い分野で使用されています。
---
Q. カタログに載っていないサイズも作れますか?その際最小発注単位はありますか?
A. 黒鉛ダイスが製造可能で、当社の基準(形状・肉厚比)をクリアしていれば製造できます。最小発注単位は特に決まりはありませんが、コストとの比較となります。遠心鋳造品 金型があって基準肉厚、基準内径の範囲で有れば製造は可能です。押出品 在庫を保有している材質であれば1ビレットから製造は可能です。
---
Q. 砂型鋳造は行っていますか?
A. 申し訳ありませんが、弊社では砂型鋳造は行っておりません。 協力会社を通じて購入、加工は可能ですのでお問い合わせください。
---
Q:インゴットとは?
A:インゴット(Ingot)とは、「地金(じがね)」とも呼ばれる金属の塊のことです。
原料を溶かし、型に注いで固めた金属塊のことで、 鋳造品(砂型、遠心、連続鋳造など)を作るための「母材」となる材料です。
成分調整が済んでいるため、成分の決まった材料として購入・利用します。
成分調整が済んでいるため、成分の決まった材料として購入・利用します。
当社にある銅合金地金の例では、以下のようなサイズがあります。
• 角丁(かくちょう): 5kg、10kg などの扱いやすい台形断面形状のもの。
• 大型塊: 300kgの「ジャンボ塊」と呼ばれる大きなものもあります。
---
Q:応力除去焼鈍とは?
A:応力除去焼鈍(おうりょくじょきょしょうとん)はストレスリリーフ(Stress Relief)とも呼ばれ、金属加工の過程で材料内部に蓄積された「内部応力」を取り除くために行われる熱処理のことです。
目的と役割は以下の通りです
• 割れの防止: 圧延、鍛造、押出などの加工(特に冷間加工)を行うと、金属内部に無理な力(内部応力)が残ります。この応力が残っていると、時間の経過とともに「時期割れ(シーズンクラック)」や、腐食環境下での「応力腐食割れ」といった突然の破損を引き起こす原因となります。
• 組織の安定化: 熱処理を行うことで、加工によって不安定になった金属の結晶組織を調整し、安定させます。これにより、加工後の変形を防ぎます。
---
Q. JMS7とはどのような製品(材質)ですか?
A. 高力黄銅をベースに金属間化合物(2種類以上の金属によって構成される化合物)を析出させて耐摩耗性・耐焼き付き性を向上させた材質です。
---
Q. JSP5とはどのような製品(材質)ですか?
A. 高力黄銅4種(CAC304)をベースに硬度、引張強度を高めた材質です。
---
Q. 連続鋳造と押出の違いは何ですか?
A. 押出品は、伸銅品とも言いますが、一定の力によって変形すると元に戻らない銅の性質を利用して、型を使って外から力を加えて目的の形状に変形させる、塑性加工によって製造されています。熱間押出と冷間押出の2つの工法があります。(当社取り扱いは熱間押出のみ)
鋳造品は、高温で溶けた金属、溶湯といいますが、を型の中に流し込んで固める製造方法です。伸銅品は、塑性加工により結晶粒が伸びて繊維状となり、方向依存性が生じます。鋳造品は冷却速度によって結晶粒の大きさや構造が変わります。
---
Q. 扱いのある鉛レス材を教えてください。
A. 弊社ではビスマス青銅のCAC902Cがメインとなります。そのほか、CAC906、シリコンブラス(CAC804,C6932,ECOBRASS®)、その他各種鉛レス銅合金鋳物を取り扱っております。RoHS等細かい規制に関しては営業担当にご照会ください。
---
Q. 扱いのあるカドミレス材を教えてください。
A. 現在RoHSで規制されているカドミウムの含有量は100ppmですが、弊社では、青銅系で実績値10ppm以下、黄銅系で75ppm以下になっておりますので、基本弊社で取り扱いのある材質はすべてカドミレスとなっております。
---
---
Q. JMS7とはどのような製品(材質)ですか?
A. 高力黄銅をベースに金属間化合物(2種類以上の金属によって構成される化合物)を析出させて耐摩耗性・耐焼き付き性を向上させた材質です。
---
Q. JSP5とはどのような製品(材質)ですか?
A. 高力黄銅4種(CAC304)をベースに硬度、引張強度を高めた材質です。
---
Q. 連続鋳造と押出の違いは何ですか?
A. 押出品は、伸銅品とも言いますが、一定の力によって変形すると元に戻らない銅の性質を利用して、型を使って外から力を加えて目的の形状に変形させる、塑性加工によって製造されています。熱間押出と冷間押出の2つの工法があります。(当社取り扱いは熱間押出のみ)
鋳造品は、高温で溶けた金属、溶湯といいますが、を型の中に流し込んで固める製造方法です。伸銅品は、塑性加工により結晶粒が伸びて繊維状となり、方向依存性が生じます。鋳造品は冷却速度によって結晶粒の大きさや構造が変わります。
---
Q. 扱いのある鉛レス材を教えてください。
A. 弊社ではビスマス青銅のCAC902Cがメインとなります。そのほか、CAC906、シリコンブラス(CAC804,C6932,ECOBRASS®)、その他各種鉛レス銅合金鋳物を取り扱っております。RoHS等細かい規制に関しては営業担当にご照会ください。
---
Q. 扱いのあるカドミレス材を教えてください。
A. 現在RoHSで規制されているカドミウムの含有量は100ppmですが、弊社では、青銅系で実績値10ppm以下、黄銅系で75ppm以下になっておりますので、基本弊社で取り扱いのある材質はすべてカドミレスとなっております。
---
銅合金の専門用語について
Q:ショットとは?
A:ショットとは、ショットブラストの略で、細かい金属の粒子(ショット)を製品に投射して表面の砂や酸化皮膜を落としたり、表面を梨地に仕上げたりする鋳物の表面処理工程を指します。
---
---
硬さと機械的性質の相関としては
---
Q:内部応力・残留応力とは?
A:内部応力(Residual Stress)、残留応力/は、圧延や鍛造、押出などの加工、特に冷間加工(再結晶温度以下での加工)を行うと、金属組織が変形し(加工硬化)、内部に無理な力が蓄積されます。これが残留応力(内部応力)です。 また、連続鋳造品においても、急冷による冷却不均一などが原因で内部に応力が発生することがあります。
発生する問題(リスク)として 内部応力が残っていると、以下の重大な欠陥を引き起こす要因となります。
---
Q:矯正とは?
A:銅合金の製品(特に連続鋳造品)は 連続鋳造などで製造された棒材やパイプ材は、製造過程で「曲がり」や「いびつ(ゆがみ)」が発生します。これらを真っ直ぐにする工程を製造工程における「矯正(きょうせい)」といいます。当社では物流センターに移動し矯正作業をしています。 連続鋳造されたワーク(製品素材)を、回転しながらロール矯正機を通すことで、曲がりを修正する工程となります。
---
作業の手順製造工程を例にすると、以下の手順で行われます。
---
Q:ミルシートとは?
---
Q:ドローとは?
A:ドロー(Draw)とは、「冷間引き抜き(Cold Drawing)」または「抽伸(ちゅうしん)」と呼ばれる加工工程のことです。
具体的には、常温(室温)のまま金属の棒材を「ダイス(抽伸ダイス)」という穴の開いた型に通し、強い力で引っ張り出す(ドローする)作業を指します。
ドローの目的と効果は以下の通りです。
• 寸法精度の向上: 鋳造や押出したままの素材(鋳放し品)よりも高い寸法精度を出します。
• 表面の仕上げ: 表面に艶が出て、黒光りした滑らかな状態になります(これを「黒皮ドロー材」と呼びます)。
作業の手順製造工程を例にすると、以下の手順で行われます。
1. 先付け(Swaging/スウエージング): 棒材の片方の先端を打ち据えて細くします。これは、ダイスの穴に先端を通して、引張り機(ドローベンチ)の「つかみ(チャック)」で掴めるようにするためです。
2. コールドドロー(冷間引抜): 先端を掴んで、ダイスの中を無理やり通します。これにより、ダイスの穴径通りの太さに塑性変形します
---
Q.ドロー工程はどんな目的がありますか?
A. 寸法精度を良くし、自動機用機械にも対応可能となります。
---
---
Q.ドロー工程はどんな目的がありますか?
A. 寸法精度を良くし、自動機用機械にも対応可能となります。
---
Q:鋳巣(ブロー)とは?
A: 日本語の「巣」は鳥の巣(Nest)や蜘蛛の巣(Web)を連想させますが、鋳造における「巣」は英語でCavity(穴・孔)を指します。本来は野菜(大根やゴボウ)に穴があく「鬆(す)」の字を使うべきですが、業界では当て字として「巣」が定着しています。
● 巣の種類と特徴
当社の製品(銅合金鋳物)において発生する主な巣は、以下の分類・定義がされています。
当社の製品(銅合金鋳物)において発生する主な巣は、以下の分類・定義がされています。
• ザク巣(多孔質巣/Porosity)
◦ 特徴: 鋳物の最終凝固部に現れる目の粗い部分で、拡大すると小さな穴が連続または単独で存在します。銅合金の場合、酸化されて黒褐色で不規則な形状をしているのが特徴です。主に砂型鋳物に多く見られます。
• ブローホール(吹かれ/Blow hole・Gas hole)
◦ 特徴: 内部に生じる気泡状の穴で、丸みがあり、内面は金属光沢や酸化色を呈しています。
◦ 原因: 鋳込み中に空気、砂型、あるいは遠心鋳造の塗型(剥離剤)から発生するガス、または溶湯自体から放出されるガスが巻き込まれて生じます。大きさは数ミリ程度です。
• ピンホール(Pin hole)
◦ 特徴: 針の穴のような極めて小さなガス孔です。発生原因はブローホールと同じです。
• 引け巣(Shrinkage cavity)
◦ 特徴: 金属が液体から固体へ凝固する際の「収縮(凝縮)」によって生じる空洞です。内壁は粗く、鋳物の肉厚部に発生します。
◦ 原因: 溶湯の補給(押し湯)不足や鋳造スピードなどが関係します。
●異物の混入(欠陥としての区別)
「巣の中にスラグ等の異物が入っている」状態は、当社では「巻き込み(Inclusion)」として区別しています。
「巣の中にスラグ等の異物が入っている」状態は、当社では「巻き込み(Inclusion)」として区別しています。
• 巻き込み: ノロ滓(酸化物)、未溶解のステンレス屑(スクラップ由来)などの異物が溶湯に残ったまま凝固したものです。
• 見分け方: 巻き込み、銅合金本来の金属色とは異なる異物固有の色や質感を示すことが特徴です。機械加工時にバイト(刃物)を飛ばす原因となるなど、明確な欠陥として扱われます。
---
Q:ミルシートとは?
A:ミルシート(Mill Sheet)とは、「材料検査証明書(Mill Certificate)」の通称です。ミルシートは、鉄鋼メーカーや材料メーカーが製品を発注者に納入する際に発行する書類で、その製品が指定された規格や仕様に適合していることを証明するものです。
●記載内容
• 化学成分(Chemical composition): 材料に含まれる元素の含有率(例:銅、亜鉛、鉛など)。
• 化学成分(Chemical composition): 材料に含まれる元素の含有率(例:銅、亜鉛、鉛など)。
• 機械的性質(Mechanical properties): 引張強さ、耐力、伸び、硬度などの物理的な強度データ。
●役割と用途
• 品質保証の証拠: 顧客に対して、納入した製品が要求された品質基準(JIS規格やASTM規格など)を満たしていることを証明するために使用されます。
国内取引だけでなく、海外取引においても輸出書類の一部としても使用されることがあります。
国内取引だけでなく、海外取引においても輸出書類の一部としても使用されることがあります。
• 規制対応: 例えば米国の給水システムに関する鉛含有規制(NSF 372)への対応など、製品に含まれる特定物質の含有量を計算・証明する際の
根拠データとしても利用されます。
根拠データとしても利用されます。
---
Q:硬さとは?
A:銅合金における硬さの測定方法と使い分けは、「ブリネル硬さ(HB)」「ロックウェル硬さ(HRB・HRF等)」「ビッカース硬さ(HV)」の値で比較して表されますが、銅合金の形態によって主に使用される指標が異なります。
• 鋳造品(Castings)の場合: 主にブリネル硬さ(HB)が利用されます。
◦ 測定方法:直径10mmの球体(鉄、鋼、または超硬)を被検体に押し付け、一定荷重(500kgf~3000kgf)を10秒間かけた後のくぼみの表面積から算出します。
◦ 条件:比較的柔らかい材料には荷重1トン、硬いものには3トンといった使い分けがなされます。
• 伸銅品(Wrought products)の場合: 圧延や押出材などでは、ロックウェル硬さ(HRB)(Bスケール)が利用されることがあります。
硬さと機械的性質の相関としては
• 比例関係: 硬度が高い材料は、「引張強さ」や「耐力」も高い傾向にあります。
• 反比例関係: 硬度が高い材料は、「伸び」が小さくなります。
◦ メリット: 硬い材料は「耐摩耗性」が大きくなります。
◦ デメリット: 伸びが少ないため、変形する余地がなく「もろい(割れやすい)」性質となり、また切削加工もしにくくなります
---
---
Q:引張強さとは?
A:「引張強さ(Tensile Strength)」は金属材料の「機械的性質」を示す最も基本的な指標の一つであり、材料を引っ張った際に「どれだけの力まで耐えられ、最終的にちぎれる(破断する)か」を示す値です。
定義と計算方法は以下の通りです
引張強さは、試験片を引っ張って破断させた際の「最大荷重」を「元の断面積」で割って算出されます。
• 計算式: 引張強さ(MPa または N/mm²) = 最大荷重(N) ÷ 元の断面積(mm²),
• 単位: MPa(メガパスカル) または N/mm²(ニュートン毎平方ミリメートル) が使われます。かつては kgf/mm² が使われていましたが、現在は国際単位系(SI単位)である N(ニュートン)を使用します(1kgf ≒ 9.8N)。
引張強さは、他の機械的性質と密接に関連しています。
• 硬さとの関係(比例): 一般に、硬度が高い材料ほど、引張強さも高い傾向にあります,。
• 伸びとの関係(反比例): 一方で、引張強さや硬度が高い材料は、「伸び」が小さくなる傾向があります。つまり、強くて硬い材料は、粘り強さが減り、変形せずにいきなり割れる(もろい)性質を持つことがあります。
---
Q:伸びとは?
A:伸びは 引張試験において、試験片がちぎれる(破断する)までに、元の長さ(標点距離)に対してどれだけ伸びたかを示す割合です。
「伸び」は、材料の「硬さ」や「引張強さ・耐力」と反比例の関係にあり、 部品を選定する際、「伸び」は「破壊の仕方」を決定づける要素となり、安全性の観点から重要視されます。
• 伸びが大きい材料(粘り強い): 限界を超えた力がかかった際、すぐに折れずに「ぐにゃりと曲がる(変形する)」ことで異常を知らせてくれます。飛行機の翼のように、変形しても墜落を防ぎ、修理の余地を残す設計に向いています。
• 伸びが小さい材料(もろい): 硬度が高く変形しにくいですが、限界を超えると前触れなく突然破壊(破断)します。これを「もろい」とも表現します。
---
---
A:内部応力(Residual Stress)、残留応力/は、圧延や鍛造、押出などの加工、特に冷間加工(再結晶温度以下での加工)を行うと、金属組織が変形し(加工硬化)、内部に無理な力が蓄積されます。これが残留応力(内部応力)です。 また、連続鋳造品においても、急冷による冷却不均一などが原因で内部に応力が発生することがあります。
発生する問題(リスク)として 内部応力が残っていると、以下の重大な欠陥を引き起こす要因となります。
• 時期割れ(Season Cracking): 時間の経過とともに、自然に割れが発生する現象(自然割れ)です。
• 応力腐食割れ(Stress Corrosion Cracking): アンモニア雰囲気などの腐食環境下において、通常なら耐えられる強度以下であっても、内部応力が作用して突然割れが発生します。
対策として 応力除去焼鈍(Stress Relief Annealing)があります。 当社では、この内部応力を取り除くために「応力除去焼鈍(焼きなまし)」という熱処理を行います。適当な温度に加熱保持した後、ゆっくり冷却(炉冷)することで、結晶組織を調整し、応力を除去することが可能です。
---
---
連続鋳造について
Q. 連続鋳造ではどのような材質を鋳造できますか?
A. 青銅、アルミ青銅、りん青銅、鉛無青銅、鉛青銅など青銅をメインに製造しているほか、高力黄銅、快削黄銅などの黄銅系も製造しております。ただし、各元素の密度の大小により、向き不向きがあります。そのほか、黒鉛と反応する元素は不向きです。 また、横型連続鋳造の場合、鉛含有率が高いものに関しましては成分元素の一部が不均一に凝集する偏析という現象がおこるため製造には向いておりません。
---
Q. 連続鋳造のメリット・デメリットはありますか?
A. メリットは、砂型鋳物に比べて鋳造する際にできる欠陥が少ないことです。そのため、機械的性質の値が比較的高くなります。一方、デメリットは、小量(ロット)生産に向いていない点です。(また、連続鋳造では黒鉛ダイスは消耗品のため鋳造都度必要になります。)
---
Q. 連続鋳造品は主にどのような場所で使用されますか?
A. 青銅系は水回り(水道埋設、屋内配管)の接水・通水部が主となりますが、黄銅系も含めて機械部品(軸受、ギヤ類、摺動部品)にも使用されています。
---
Q. 連続鋳造品で売り上げTOP3を教えてください。
A. 1番売れるのはCAC406Cです。その次にCAC902C、アルミ青銅系と続きます。連続鋳造品に限らず、当社の製造品全般で見るとCAC406、CAC902と続いてCAC304あたりがよく売れます。
---
Q. 受注生産の場合、連続鋳造品で納期はどれくらいになりますか?
A. 材質・形状・サイズ・重量にもよりますが、1~2か月程度を目安として見ていただければと思います。もし宜しければ、サイズ・材質等教えて頂ければお見積りいたします。
---
Q. 連鋳品はどの程度まで歪み矯正されますか?
A. 矯正が可能な材質・サイズで丸材の場合、概ね2㎜/m、自動機用に矯正した丸材の場合、1㎜/m以下となります。
---
Q. 連続鋳造品の異形にはどんな形状がありますか?
A. 黒鉛ダイスが製造可能で、当社設計基準に合致しているものであればどんな形でも製造可能です。例えば、ヘッダーや上ケースなどがあります。
---
Q. 連鋳品にショットブラストをかける目的は何ですか?長尺品にもショットできますか?
A. 元々、砂型鋳物の代替品として利用が広まったため外観を砂型鋳物に近づけるためと、現在では黄銅よりもやわらかい青銅の扱いキズ等の外観不適合の抑制を目的としています。長尺ショットも可能です。
---
Q.ドロー品以外で自動機用に矯正することはできますか?
A. サイズによりますが可能です。ドロー(冷間引抜)品と鋳放矯正品(自動機用矯正)では外径寸法精度が異なるためチャックの締め代の確認が必要です。
---
Q. 連鋳棒の 焼鈍 熱処理 はできますか。できるとすると、サイズや材質の制約はありますか。
A. 応力除去焼鈍は製品状態により効果に違いはありますが可能です。材質により熱処理が可能です。ご希望の際は営業担当にご照会ください。
---
A. 青銅、アルミ青銅、りん青銅、鉛無青銅、鉛青銅など青銅をメインに製造しているほか、高力黄銅、快削黄銅などの黄銅系も製造しております。ただし、各元素の密度の大小により、向き不向きがあります。そのほか、黒鉛と反応する元素は不向きです。 また、横型連続鋳造の場合、鉛含有率が高いものに関しましては成分元素の一部が不均一に凝集する偏析という現象がおこるため製造には向いておりません。
---
Q. 連続鋳造のメリット・デメリットはありますか?
A. メリットは、砂型鋳物に比べて鋳造する際にできる欠陥が少ないことです。そのため、機械的性質の値が比較的高くなります。一方、デメリットは、小量(ロット)生産に向いていない点です。(また、連続鋳造では黒鉛ダイスは消耗品のため鋳造都度必要になります。)
---
Q. 連続鋳造品は主にどのような場所で使用されますか?
A. 青銅系は水回り(水道埋設、屋内配管)の接水・通水部が主となりますが、黄銅系も含めて機械部品(軸受、ギヤ類、摺動部品)にも使用されています。
---
Q. 連続鋳造品で売り上げTOP3を教えてください。
A. 1番売れるのはCAC406Cです。その次にCAC902C、アルミ青銅系と続きます。連続鋳造品に限らず、当社の製造品全般で見るとCAC406、CAC902と続いてCAC304あたりがよく売れます。
---
Q. 受注生産の場合、連続鋳造品で納期はどれくらいになりますか?
A. 材質・形状・サイズ・重量にもよりますが、1~2か月程度を目安として見ていただければと思います。もし宜しければ、サイズ・材質等教えて頂ければお見積りいたします。
---
Q. 連鋳品はどの程度まで歪み矯正されますか?
A. 矯正が可能な材質・サイズで丸材の場合、概ね2㎜/m、自動機用に矯正した丸材の場合、1㎜/m以下となります。
---
Q. 連続鋳造品の異形にはどんな形状がありますか?
A. 黒鉛ダイスが製造可能で、当社設計基準に合致しているものであればどんな形でも製造可能です。例えば、ヘッダーや上ケースなどがあります。
---
Q. 連鋳品にショットブラストをかける目的は何ですか?長尺品にもショットできますか?
A. 元々、砂型鋳物の代替品として利用が広まったため外観を砂型鋳物に近づけるためと、現在では黄銅よりもやわらかい青銅の扱いキズ等の外観不適合の抑制を目的としています。長尺ショットも可能です。
---
Q.ドロー品以外で自動機用に矯正することはできますか?
A. サイズによりますが可能です。ドロー(冷間引抜)品と鋳放矯正品(自動機用矯正)では外径寸法精度が異なるためチャックの締め代の確認が必要です。
---
Q. 連鋳棒の 焼鈍 熱処理 はできますか。できるとすると、サイズや材質の制約はありますか。
A. 応力除去焼鈍は製品状態により効果に違いはありますが可能です。材質により熱処理が可能です。ご希望の際は営業担当にご照会ください。
---
地金・押出・遠心について
Q. 遠心鋳造ではどのような材質を鋳造できますか?
A. 高力黄銅、黄銅系や、アルミ青銅、りん青銅などを製造しております。こちらも鉛含有率が高いものに関しましては偏析がおこるため製造しておりません。また、各元素の密度の大小による向き不向きもございます。
---
Q. 遠心鋳造のメリット・デメリットはありますか?
A. メリットは、連続鋳造同様、砂型鋳物に比べて、鋳造欠陥の発生リスクが低く、おおむね機械的性質が高い点です。また、材質にもよりますが、小ロットでの生産が可能なものもございます。一方でメリットは、仕上げ代が多くなってしまう点です。また、金型次第で歩留まりが悪くなってしまうものもあります。小径品も製造できませんし、遠心力を利用して不純物を取り除くため、棒材を製造することもできません。
---
Q. 遠心鋳造品は主にどのような場所で使用されていますか?
A. 機械部品(軸受、ギヤ類、摺動部品)、舶用部品に多く使用されています。
---
Q. 遠心鋳造で異形はできますか?
A. 遠心鋳造品は基本的に円筒形状のみとなります。
---
Q. 押出ではどのような材質を製造できますか?
A. JSP5やC6872など高力黄銅系をメインに、シリコンブラス系まで製造しております。押出に関しましては青銅系は製造しておりません。
---
Q. どのような場合に押出品となりますか?
A. 高力黄銅については、押出が可能な型番については仕上げ代の少ない押出での製造を原則としています。
---
Q. 押出はどんな形状でも製造可能ですか?
A. 要相談となります。営業担当にお問い合わせください。
---
Q. どのような材質の地金を製造できますか?
A. JIS規格の銅合金なら基本的にどんな材質でも作れます。JIS規格以外でもASTMやDINなど海外規格やRoHS対応の地金も作れます。
---
Q. 地金には最低発注数量(MOQ)はありますか?
A. 基本生産チャージの5~6tとなりますが、CAC406等の主要材質については1t単位での販売も可能です。
---
Q. 受注生産の場合、地金の納期はどれくらいになりますか?
A. 約3週間程度となります。
---
Q. 地金で小ロット対応していただける材質はありますか?
A. CAC406やCAC902などは常に在庫を保有するようにはしていますので、在庫があれば小ロットでのご注文に対応いたします。受注生産になりますとMOQ は特に決まりはありませんが、コストとの比較となります。
---
加工の専門用語について
Q:表面粗さとは?
A:表面粗さ(Surface Roughness)は、加工された表面に存在する細かな凹凸を数値で評価するための指標で、JIS では 表面の微小な起伏を、一定の基準にしたがって測定し、統計的な値として表す と定義されています。
表的なパラメータとしては、
・Ra(算術平均粗さ):中心線から凹凸までの距離の絶対値を平均したもの
・Rz(最大高さ粗さまたは十点平均粗さ):表面の凹凸の「高さの大きさ」を表すもの
・Ry / Rmax(最大高さ):評価区間で最も高い山と深い谷の差
などが規定されています。
A:表面粗さ(Surface Roughness)は、加工された表面に存在する細かな凹凸を数値で評価するための指標で、JIS では 表面の微小な起伏を、一定の基準にしたがって測定し、統計的な値として表す と定義されています。
表的なパラメータとしては、
・Ra(算術平均粗さ):中心線から凹凸までの距離の絶対値を平均したもの
・Rz(最大高さ粗さまたは十点平均粗さ):表面の凹凸の「高さの大きさ」を表すもの
・Ry / Rmax(最大高さ):評価区間で最も高い山と深い谷の差
などが規定されています。
加工について
Q. 加工品の最大、最小径を教えてください。
A. 加工精度、形状等により異なりますが、仕上としての目安サイズは大体φ10~φ1200あたりです。
図面等頂ければ加工可どうか検討をさせていただきますのでお見積り依頼をお送りください。
---
Q. 加工品の納期はどれくらいになりますか?Q. 加工品の納期はどれくらいになりますか?
A. 形状や数量にもよりますが、リピート品であれば先々の事前情報をもらうことでご希望納期で対応いたします。
---
Q. 他社の加工品と比べて優れている点は何ですか?
A. 原料調達から鋳造・加工まで一貫生産している点が弊社の強みとなります。
---
Q. それぞれの工場ではどのような製品を作っているのですか?
A. クビキ工場は水道部品関係、産機工場は主に大径の機械部品加工、精機工場は小径品の機械加工部品です。
---
Q. 加工工場ではどのような設備を何台ほど保有していますか?
A. 産機・精機・クビキ工場で3工場合わせて約210台保有しています。各工場の詳しい設備及び台数は会社案内をご覧ください。
---
Q. オイルレスブッシュはどんな意図があり、カーボンを埋めるのですか?
A. 自己潤滑性のあるカーボンに油を染み込ませることで、相手軸が回転・摺動した時にカーボン内の油が染み出て軸とブッシュ内径に膜ができることにより無給油で使用することができます。
---
Q. 加工品でJマテカッパープロダクツの開発品はありますか?
A. 弊社オリジナル品として汎用販売はありません。お客様のニーズにあわせ頂いた図面を基に加工し提供していますので、それぞれのお客様オリジナルの加工品となっております。
---
A. 加工精度、形状等により異なりますが、仕上としての目安サイズは大体φ10~φ1200あたりです。
図面等頂ければ加工可どうか検討をさせていただきますのでお見積り依頼をお送りください。
---
Q. 加工品の納期はどれくらいになりますか?Q. 加工品の納期はどれくらいになりますか?
A. 形状や数量にもよりますが、リピート品であれば先々の事前情報をもらうことでご希望納期で対応いたします。
---
Q. 他社の加工品と比べて優れている点は何ですか?
A. 原料調達から鋳造・加工まで一貫生産している点が弊社の強みとなります。
---
Q. それぞれの工場ではどのような製品を作っているのですか?
A. クビキ工場は水道部品関係、産機工場は主に大径の機械部品加工、精機工場は小径品の機械加工部品です。
---
Q. 加工工場ではどのような設備を何台ほど保有していますか?
A. 産機・精機・クビキ工場で3工場合わせて約210台保有しています。各工場の詳しい設備及び台数は会社案内をご覧ください。
---
Q. オイルレスブッシュはどんな意図があり、カーボンを埋めるのですか?
A. 自己潤滑性のあるカーボンに油を染み込ませることで、相手軸が回転・摺動した時にカーボン内の油が染み出て軸とブッシュ内径に膜ができることにより無給油で使用することができます。
---
Q. 加工品でJマテカッパープロダクツの開発品はありますか?
A. 弊社オリジナル品として汎用販売はありません。お客様のニーズにあわせ頂いた図面を基に加工し提供していますので、それぞれのお客様オリジナルの加工品となっております。
---
DXについて
Q:DXの工場見学について
A:現状、個社でのDXの工場見学は行っておりません。業界団体、行政、銀行経由での工場見学のみ不定期開催となっております。
詳しくは、jcpnrcontact@joemate.co.jp まで連絡をください。
A:現状、個社でのDXの工場見学は行っておりません。業界団体、行政、銀行経由での工場見学のみ不定期開催となっております。
詳しくは、jcpnrcontact@joemate.co.jp まで連絡をください。
その他
Q. NPb処理について教えてください。
A. 銅合金などの金属表面に含まれる鉛を除去する処理です。主に給水器具部品に使われています。
---
Q. NPb処理のL/Tを教えてください。
A. 処理数にもよりますが、概ね1週間以内での対応となります
---
A. 銅合金などの金属表面に含まれる鉛を除去する処理です。主に給水器具部品に使われています。
---
Q. NPb処理のL/Tを教えてください。
A. 処理数にもよりますが、概ね1週間以内での対応となります
---