Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
代表取締役社長 山本耕治
2024年8月29日、上越ニュービジネス研究会の11社21名の皆様を当社にお迎えし、「工場見学会および意見交換会」を実施いたしました。
上越ニュービジネス研究会とは
上越ニュービジネス研究会とは、上越地区の活性化と雇用の安定化を図るために、地元の異業種企業が集結し、各企業が持つ技術の活用により新製品や新産業の創出を目的に活動する上越市内企業8社と行政・商工会議所で構成する団体です。現在は、DX等の先進的な取り組みをはじめ企業に役立つ事例紹介等の勉強会を通じて、会員企業が連携して取り組める事業について模索・検討を行っています。
視察研修会レポート
視察研修会では、まず当社の山本社長が挨拶し、当社のDXの背景や取り組みについて説明いたしました。会社概要の説明後、参加者は2班に分かれて精機工場内を見学と、産学連携で開発しているAIによる外観検査システムの開発について実機を用いた説明を行いました。
その後、「カイゼンとデジタルが未来をつなぐ」と題して、IoT・タブレット導入における経過と問題点について報告しました。工場全体のトライアル内容を発表し1年半における現場・間接部門・経営層それぞれの立場からの狙いや、ヒヤリング内容、分析結果について研究会形式で検証、発表をしました。
最後に、参加企業が抱える課題と当社の事例を共有し、各社ごとにDXの取り組みや課題について意見交換を行いました。
事務局からのコメント・アンケート結果
視察研修会の後、以下のコメント・アンケート結果が寄せられました
上越ニュービジネス研究会 西尾副会長
「実際に稼働している現場を確認出来る機会は少なく貴重な上、現場責任者の方が説明していただいたことで理解が容易でした。画像判定はコストを優先している姿勢は見習いたいと思いました」
「導入におけるメリット・デメリットを包み隠さずにレクチャーいただき弊社における今後のIT化、DX化を推進する際の課題も共通している事項が大いにあると感じました。」
以下、参加者より
「DX導入についてどのように導入するか現場と経営側のすり合わせが重要であることが参考になった。再度、目的方法について検討する判断材料にさせていただきたい。」
「AIを使った判定を実際に見る事ができ、とても参考になった。自分たちに置換えたらどんな事に有効かイメージがしやすくなりました」
「他社様の抱えている問題も参考になりました。もう少し具体的な問題を提起して情報共有や意見交換ができればと思いました。」
当社では、今後もDXを通じた地域貢献を目指し、工場見学や意見交換会を積極的に実施してまいります。
(担当 経営企画 西本)
山本社長と上越ニュービジネス研究会西尾副会長の挨拶
精機工場見学とAIによる外観検査システムの説明
■Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
・設立:2005年4月1日
・本社所在地:新潟県上越市大潟区土底浜2024-1
・代表者名:代表取締役社長 山本 耕治
・URL:https://www.jcp.joemate.co.jp/
・事業内容:銅合金連続鋳造品・遠心鋳造品・押出品の製造加工販売、銅合金地金の製造販売、上水道配管部品、産業機械部品