Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
代表取締役社長 山本 耕治
このたびINSIGHT LAB株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長: 遠山 功、以下 INSIGHT LAB)ホームページ上にて、弊社が取り組む「製造業におけるAI需要予測による在庫削減プロジェクト」が紹介されましたのでお知らせいたします。
INSIGHT LAB株式会社
導入事例:https://insight-lab.co.jp/resultlist/2295/
本プロジェクトは、製造業における在庫最適化と効率向上を目指し、AIによる需要予測技術を活用して在庫の適正化を図る取り組みです。
2022年8月にリリースした「Jマテ.カッパープロダクツとINSIGHT LABの共同プロジェクト(https://www.jcp.joemate.co.jp/r-220805/) において製造予測AIを導入し、2024年9月末に合計5件、102.4トンの在庫削減を達成いたしました。
削減の内容としては以下のとおりです。
① 特殊材の適切な管理
② 特定の専用材製品の製品毎の需要に合わせた在庫調整
③ 古い在庫処分と不要在庫増加の抑制
④ 汎用材の特定の型番の選定、過剰在庫の抑制
⑤ 需要減による在庫処分、不動在庫の選定と今後の見通しの提案
これらの在庫削減施策にはTableauと製造予測AIを活用したデータ分析を活用し、それぞれの案件ごとに分析、改善活動と効果を測定しながら在庫削減に取り組みました。
本プロジェクトは、社内の改善提案制度の一環として進められ、社内の開発提案委員会で審議のうえ、各案件でそれぞれ成果を評価されました。改善提案制度は、従業員の提案をもとに課題の特定・改善を行い、実行後の効果を評価するボトムアップの取り組みです。結果は、金賞3件、銅賞1件の表彰となり、定量および定性の効果が認められています。従業員のモチベーション向上にも貢献し、今後の更なる改善提案を促す役割を果たしています。
社内評価コメント
「無駄なものを可視化することで在庫削減が進み、投資効果に見合った成果が得られました。」
「型番ごとに在庫量を精査する体制が整い、カンとコツに頼っていた在庫補充を見直すことができました。」
「在庫停滞に気づき、調査を行った結果、受注動向の変化に応じてロット設定を見直し、在庫削減に寄与しました。」
「受注動向の異常を察知する仕組みを強化し、トレンドが変わる前に情報を得ることで効果的な提案、部署連携を期待しています。」
「不良在庫のリスク減少を在庫削減につなげた発想と、削減根拠のロジック構築と実行力を高く評価します。」
今後もデータドリブン経営とDXの推進を進め、社内の成功および失敗事例を積極的に公表し、地域企業に弊社DXの取組を発信してまいります。
■「INSIGHT LAB株式会社」について( Webサイト : https://insight-lab.co.jp )
「ビッグデータを活用し、より豊かな社会をつくる」ことをミッションに掲げ、お客様毎のデータ利活用フェーズに合わせた課題解決をご支援するデータ利活用プラットフォーム「DATA-TERASU(データテラス)」を提供しています。大手企業を中心に、600社以上のお客様と、2,000を超えるプロジェクトを重ねて参りました。新潟県妙高市とDX連携協定を締結するなど地域のDX推進にも貢献しており、最先端のデータ利活用ツールの導入・活用支援サービスや、研修サービスも提供しています。幅広い知見と技術力を用いて、お客様の挑戦に貢献します。
【会社概要】
■Jマテ.カッパープロダクツ株式会社
・設立:2005年4月1日
・本社所在地:新潟県上越市大潟区土底浜2024-1
・代表者名:代表取締役社長 山本 耕治
・URL:https://www.jcp.joemate.co.jp/
・事業内容:銅合金連続鋳造品・遠心鋳造品・押出品の製造加工販売、銅合金地金の製造販売、上水道配管部品、産業機械部品