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銅合金辞典

記事公開日

モンゴル高専インターンシップ【後編】モンゴル高専生が見た「日本の現場」と未来への架け橋の裏側

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モンゴル高専生が見た「日本の現場」と未来への架け橋

こんにちは!Jマテ.ロボカッパーです。 前回お届けした「モンゴル高専インターンシップ【前編】」ですが、2週間の全日程を終え、素晴らしい成果発表会のもと無事に終了いたしました。

今回は、インターンシップ生のMさんへのインタビューや、受け入れ担当者の想い、そしてなぜ私たちがモンゴルと繋がったのかという「ストーリー」に焦点を当ててレポートします。現場の熱量をそのままに、実務者視点でその裏側を深掘りしていきます。
DXその裏側シリーズ 後編 最後まで読んでいただければ幸いです。


長岡市で開催された報告会の様子

背景:なぜ「モンゴル」だったのか? 産学連携が生んだ縁

今回の取り組みは、突発的に始まったものではありません。その根底には、長岡市の教育機関との深い信頼関係があります。

  • 産学連携が起点:元々、2022年より長岡高専や長岡技術科学大学(長岡技科大)とAI開発や工場見学などを通じて産学での連携の取り組みを行っていることがきっかけです。
  • JICAセミナーでの出会い:長岡技科大やJICAのセミナーを通じて、モンゴル科学技術大学の教員や現地企業との交流が深まりが2023年から始まり、今回のインターンシップの事業は長岡高専の技術協力会からの案内があり応募へと結果的に繋がりました。

地域の大学との「産学連携」がきっかけで、今回このような縁が生まれ「国際連携」へと進化を遂げ一本の線となりストーリのような出会いとなりました。

 過去のプレスリリース

長岡技術科学大学・モンゴル科学技術大学および付属高専の皆様が当社を見学されました

https://www.jcp.joemate.co.jp/news/r-20230317/

 

実習生インタビュー:18歳の若き才能、Mさんが感じたこと

今回、新モンゴル高専から来てくれたのは、4年生のMさん(18歳)。 非常に優秀で、指導社員も驚くほどの吸収力を見せてくれました。

  • 日本語学習の背景:高専2年生から日本語を学び始めとのことです。 お母様が過去に日本で働いていた経験があり、その影響で日本に興味を持ったそうです。
  • 新潟の印象:新潟は初めての訪問。 「新潟で海を初めて見た」というエピソードには、私たちも新鮮な感動を覚えました。
  • 学びの質:学校ですでに銅や銅合金の材料・分析について勉強していたため、現場での専門用語や各種試験の内容の理解が非常に早かったのが印象的です。
  • 将来の目標:卒業後は「(将来的に日本に)行きたい」と語ってくれました。 このブログがリリースされるころには誕生日を迎えるMさん。その未来は明るく輝いています。


3つのモンゴル高専の先生方、インターンシップ生と会社前で記念撮影

会社側の視点:労働力ではなく「高度人材」の交流を

今回の受け入れにおいて、山本社長はお知らせでも「労働力不足を補う目的ではない」という点を強調しています。

  • 高度人材の育成:新モンゴル高専は入学倍率が約3.5倍という超難関校です。 今回のインターンシップ生はその中から選ばれた非常に優秀な1人。
  • 語学と専門性の高さ:一般的な技能実習生(N4N3レベル)とは異なり、最初からN3レベルの会話ができ、さらにビジネス専門用語(N2レベル)を学ぼうとする高い意欲を持っています。
  • 日本とモンゴルの架け橋:この事業の軸は、あくまで「人材と産業の交流」。 双方にとって有益なパートナーシップを築くためのものです。

指導社員が見た「学生の凄さ」

社内の成果発表会では、指導にあたった各部署から惜しみない賛辞が送られました。

  • 驚異的な適応力:初めての日本、初めての現場にもかかわらず、スマートに対応する姿に驚かされました。
  • 自律的な資料作成:成果発表用のパワーポイントは、構成案を出しただけで、中身のほとんどをインターンシップ生が自ら考えて作成しました。
  • 影の努力:ホテルに戻ってからも、その日に得た知識を整理し、翌日に繋げるための努力を欠かさなかったことが、周囲の社員にも伝わっていました。
  • スポーツマンゆえに:あとから聞いた話ですがスポーツが趣味で上越市内のスポーツ用品店に買い物に歩いて(走って?)いったそうです。上越市は歩いても、人がいなくて逆に怖かったとも。ウランバートルの都会とは違い、のどかな風景だったと思います。短いプライベートの時間も楽しんでいたようです。

今後の展望:戦略的パートナーシップへ

このインターンシップの先には、さらに想像できる未来への可能性があります。

  • モンゴル企業との連携:モンゴル企業であるSteppe Copper LLCとの戦略的パートナーシップのもと、銅製品および銅粉技術の共有や、市場開拓に向けた共同研究(R&D)を推進しております。
  • 本事業内容:今回のインターンシップ事業は、単なる技術研修の枠を超え、日本とモンゴルの企業をつなぐ「人的な架け橋」の形成という点においても、非常に大きな意義を持つものです。優秀なモンゴル人材との継続的な技術交流を深め、共に新たな価値を創造する良きパートナーとして、長期的な連携を築いていければ幸いです。山本社長も次回出張の際、新モンゴル高専にも訪問の意向もあり、今後も未来ある人材育成の一助となれば幸いです。

まとめ:技術者が世界を繋ぐ時代

今回の2週間を通じ、「技術は共通言語であり未来の高度人材と交流することは両国に意義がある」と改めて実感しました。 Mさんのような若き才能が、日本の現場で刺激を受け、また私たちも彼らのひたむきな姿勢から学ぶ。これこそが、これからの産業DX時代に求められる「共創」の形ではないでしょうか。

Jマテ・カッパープロダクツは、これからも「ものづくり」を通じて、産学連携にて若き才能と手を取り合って課題解決に努めてまいります。

DXその裏側シリーズいかがだったでしょうか?DXのX(変革)に焦点をあてた内容となります。
実は過去にもDXの裏側シリーズがありました
新潟県上越市の製造業が取り組む地産地消のDXに向けた挑戦。Jマテとカワイ精工によるシステム共同開発の裏側とは|Jマテ.カッパープロダクツ株式会社のストーリー|PR TIMES STORY
今後も不定期となりますが、ブログにてDXその裏側シリーズを配信していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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